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30代のときに使っていた香水が、なぜか自分に合わなくなってきた。そう感じるなら、それは香水が変わったのでなく、ご自身の立ち位置が変わったからです。

40代の香水選びには、「好きな香り」とは別の軸が必要になります。この記事では、商品名を並べる前に知っておきたい「選びの基準」を5つに絞って整理します。

なぜ40代で香水の基準が変わるのか

理由は大きく2つあります。

1つは、自分自身の体臭が変わること。一般に40代前後からミドル脂臭や加齢臭と呼ばれる匹いが出やすくなると言われており、香水は「商品単体の香り」ではなく「自分の体臭と混さった香り」で評価されることになります。

もう1つは、周囲から見られる目線が変わること。部下ができ、取引先では決裁側に回る年代です。香りはもはや「モテるための道具」ではなく、自分の印象をコントロールするビジネススキルに近いものになります。

基準1:自分の体臭とけんかしない香りを選ぶ

40代の最初の関門はここです。強い甘さを持つ香りは、汗をかいたときに体臭と衝突して、意図しない包いになることがあります。

順番を逆にしないこと。これが失敗を防ぐ最大のコツです。

基準2:「強さ」ではなく「距離」で選ぶ

40代に必要なのは、部屋に入った瞬間に気づかれる香りではありません。名刺を渡して、あるいは隣に坐って初めて届く程度の香りです。

これは香水の種類でも調整できます。オードパルファムは質が高く持続する一方、量を間違えると一気に重くなります。付け方に自信がないうちは、軽やかなオードトワレを選んだほうが安全です。

基準3:シーンを2つに分けて考える

1本で全部をまかなうのは、この年代ではもう無理があります。