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夜のデスクと手帳。決める前に、決め方を決める

夜のデスクと手帳。決める前に、決め方を決める

40代になって増えたのは、仕事の量よりも「決める回数」でした。方針、人の配置、投資の可否、断るかどうか。ひとつひとつは小さくても、決め続けているだけで夕方には頭が重くなります。

判断が重い人ほど、能力が足りないのではなく、決め方を毎回ゼロから考えています。この記事では、気合いや才能ではなく「型」で判断の負荷を下げる方法を整理します。迷ったときに開くチェックリストとして使えるところまで落としました。

なぜ40代は「決めること」で疲れるのか

消耗の原因は、決断の数そのものよりも、すべての決断に同じ熱量を使ってしまうことにあると考えています。

人の思考には、直感で素早く処理するモードと、時間をかけて論理的に詰めるモードの2つがあると言われています。疲れている人の多くは、この2つが入れ替わっています。どちらの店で会食するかに30分悩み、来期の方針は「なんとなく」で決めてしまう。本来は逆にすべきです。

ですから、判断の前に置くべき問いは「どう決めるか」ではなく、これはどちらのモードで扱う話かという仕分けです。この一手間だけで、1日の消耗はかなり変わります。

判断を型にする10の質問

迷ったときに開くチェックリストです。全部に答える必要はなく、詰まっているところだけを拾えば十分です。

  1. これは直感で決めていい話か、時間をかけるべき話か
  2. 変わらないと、半年後・1年後にどんな痛みが待っているか
  3. 今の不安は事実か、自分が付け加えた解釈か
  4. コントロールできる範囲はどこで、手放すべき範囲はどこか
  5. 選択肢は3つ以内に絞れているか
  6. 最初の一歩は3分で終わる大きさに分解できているか
  7. 相手が選べる形で提示できないか
  8. 試すハードルは十分に低いか
  9. これは本質(森)の話か、運用の細部(木)の話か
  10. 今、何点で出せば十分か